魔法少女育成計画

とつぜん失礼いたします。私はーくと申します。

今宵はTVアニメ『魔法少女育成計画』について語りたく筆を取った次第でございます。

「いまこのタイミングで前期のアニメ!?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが私が今日このタイミングで見終わったからいたし方ないことであります。ご容赦ください。

mahoiku.jp

今世間では『けものフレンズ』なるものが流行っております。ポストアポカリプス(言ってみたい言葉ランキングに絶対入ってる)という背景がちらほら見え隠れするそうですが、この『魔法少女育成計画』も負けず劣らず”やばい背景”が存在するアニメでした…。

みなさんはこのアニメをご覧になられたのでしょうか?

魔法”少女”と言いつつ年齢どころか性別すら関係ねぇって感じで男もいたりおばさんや小学生もいたりしましたね。プリキュアになれればよかったのにね…。一度だけでしたがおばさんの変身シーンは割りと「うふっwかわいいやんw」って思いました。僕はロリコンです。ところでこのアニメを語る上で忘れてはならないマスコットキャラクターがいるんですけど…

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いやぁ…このビジュアル。可愛い見た目に反して白黒っていうコレ。思い出しますね。数々のわっる~いマスコットキャラクターたちを…。

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願いを叶えるとか言って騙くらかすやつとか…

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騙し合いをさせるやつとか…

 

だいたいこういうマスコットキャラクターがいるとろくなことにならない。どうしてこうなったんだ。プリキュアを見習え。プリキュアマスコットキャラクターがいるかよく知らないけど。

もうまさしくその予想は外れず大当たりでして、最初のころは人智を超えた力を以って人助けをしキャンディーを集めよう!みたいな話だったんですが、魔法少女の人数多すぎるんで削りますとか言い始めてそのルールが週ごとのキャンディー取得数最下位が消されていくというもの。消された魔法少女は死にます!つってえ?お前それはそれはあかんやんけ。命を守りたい魔法少女、狂います。相手のキャンディー奪って蹴落とします。裏切り上等。だんだんとキャンディーなんて集めず直接手を下すようになります。え!?キャンディー集めは!?つったら別に集めるのは目的じゃなく魔法少女を1人選別するための試験みたいなものッスw魔法少女同士が争ったら選別楽なんでwとかあの白黒野郎が言い出してちょっとちょっとォ!!魔法少女殺伐しすぎちゃいませんかー!?!?!?!?!?!

 

いいですかー!!!魔法少女っていうのはねー!!!愛と希望を振りまき、弱きを助け、強きを支え、悪に立ち向かうものなんですよー!!!夢があるんですよー!!!

 

気づいたら魔法少女同士で殺し合いですよ。頭狂っちゃってますね。魔法少女っていう言葉ほど殺し合いって状況が似合わないものはないですよ~。

でもだからこそ、だからこそなんですよね。これ、惹きつけられるんすわ。キラッキラの可愛い格好で血しぶきが飛び交うんですよ。こんな絵面、そう簡単には見れません。なんたって魔法少女は愛と希望の戦士ですからね。そこには愛も希望もありゃしないんです。あるのは己のみ。いやーバトルロワイヤル。みなさんには今から殺し合いをしてもらいますってワケよ。くぅ~シビれるね。

最終回まで見て、OPを見るとなるほどねなるほど~~~~~~~こういうことかっていう感じでOP映像にいろいろ仕込むのずるくないですか?そんなことされるとOP映像見ながらいろいろ考えちゃうようになっちゃうでしょうが。まどか☆マギカのOP映像を見習え。

これを書くにあたってちょこちょこ調べてたんですけど、原作はアニメの内容は1巻まででもう9巻まで出てるらしい。やばい。絶対この原作はやばいと思う。気になって仕方ないので来月の給料日にでも買います。多分。

 

いやでもこれを見終わって思ったんですよ。あの最終回がハッピーなのかどうかもはや判断がつきづらいんですけど僕は思ったんですよ。

 

魔法少女、闇背負すぎじゃね!?

 

まどマギからの流れなのかその前からあるのか分かんないですけどもっと幸せあふれるものだというイメージが強かったので最近は衝撃受けてばっかりですね。視聴者を裏切るっていうの視聴継続のために大事なこと、オデ分かる。でもおジャ魔女を見習え。

 

こんな、、、、、こんなさぁ、、、、、

 

こんな魔法少女なんて、、、、、、

 

魔法少女なんて、、、、、

 

 

魔法少女なんてもういいですから!!!!!!!!!!!!!

 

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ん?

 

 

~劇終~

 

 

 

ガルパンはすごいぞ。

どうもガルパンです。

ガールズ&パンツァーです。

 

知ってますか?ガールズ&パンツァーに関することを記事にすると瞬く間にアクセス数が増えるんですよ。かく言う私も

 

ha-ku3000.hatenablog.com

 

この記事を書いたことで大量のアクセス数を手にすることが出来ました。アイドルマスターシンデレラガールズよりもすごいんです。ガルパン、すごくない?

 

 

 徳高きガルパンおじさんの方々はすでに給料の3ヶ月分くらいの枚数を予約されてるとは思うので余計なお世話かもしれませんがもうすぐ発売ですよ!みなさん準備は万端ですか?

僕は意を決してついさっき予約しました。予約決定するのに約一ヶ月ほど要しました。アニメのBDは高いんですよ。

 

ガールズ&パンツァーを引き合いにしてアクセス数を稼ぐのはこのくらいにして少しばかり今期アニメに関して記載したいと思います。

マクロスΔがめちゃくちゃ好きです。

macross.jp

僕はマクロスシリーズが大好きで他にはマクロスFを見ました(?)

 

シリーズ大好きと言いながら一作しか見てないのでは…?

 

きっとAmazonプライムビデオにあると思うのでちゃんと見ます。許してください!なんでもしますから!

 

そうそう、忘れてはならないこのアニメ。ガールズ&パンツァーの再来と名高いハイスクール・フリートは要チェックですよ。

www.hai-furi.com

女の子が今流行の第2次大戦頃くらいの戦艦に乗ってキャッキャウフフするアニメです。ストーリーは密室サスペンスってところでしょうか。こういうの、僕大好きなんですよ。

ストーリーに反した女の子のほのぼのさがまたグッと来るいいアニメなのでこのブログを見かけた人は是非見ていただきたいですね。

 

僕が上げたアニメを2作品とも既に見てるって方はアニメマスターとしての階段を少しずつ登っておられますよ。僕も早くアニメマスターになりたいです。

あと5分アニメなんですが鬼斬、めちゃくちゃ好きです。

www.onigiri-anime.com

このアニメは5分なんですが、完全に僕の心奪ってしまいました。本当にびっくりです。初めて見た時は何が起きたか本当に理解出来ませんでした。

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ふえええ……ごめんなさ~ぃ

 

ね?最高でしょ?

 

 

それではまたそのうちに。

 

 

ガールズ&パンツァーにおける逸見エリカの考察

こんばんは。逸見エリカです。

……逸見エリカと書いてはーくと読みます。

 流行りのキラキラネームもびっくりですね。

 

さてみなさんは彼女、逸見エリカに対してどのような印象を抱いているのでしょうか。

西住まほ隊長を敬愛し、その恩寵を受ける西住みほのことを嫌っている。そんなようなところですか。

 

僕はそのような流れに抗いがたい。断じてそうではないとここに表明します。

 

 

だいたいのことはこのツイートを見ていただければ分かると思うのですが、逸見エリカが敬愛してるのはむしろ西住みほであると言えるでしょう。

 

では逸見エリカの初登場シーンからその事実を紐解いていきましょう。

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ってOPやないかーーーい!!!!

ピロッシキ~!(髭男爵風)

 

髭男爵も()注釈しなければ伝わらない気がするくらい時間が経ってしまった…。

閑話休題

 

この記事を書こうと思って逸見エリカについて調べてたらとんでもない動画を見つけたので貼っておきます。

 

www.nicovideo.jp

 

この動画を作った人間のガルパン愛は俺みたいな人間には計り知れないものがありますね…。感服です。

 

本編内初登場は4話、抽選会場にてまほの隣にいます。動画内ではみほの登場に無表情とありますが席が後方でみほである実感が持てなかったためでしょう。むしろ戦車道にみほが戻ってきたことに安堵してさえいるようにも見えます。

 

続いて5話。喫茶店での邂逅シーンです。

 ここでは「副隊長…?ああ”元”、でしたね」と声をかけたのにも関わらず完全にスルーされてしまいます。一見嫌味にしか見えない一言ですが、その後は気を悪くしたような雰囲気もなく会話をまほに譲っています。これはどういうことか。口下手なまほと臆病なみほをどうにか会話させようと考えだした苦肉の策ですね。彼女は西住姉妹が大好きなのです。秋山殿が割り入ってきたのを強く制止していることからもそれは分かります。隊長に行こうと言われたあともチラッと表情を確認して歩き出します。そして少し暗い大洗メンバーをたきつけるような台詞を吐きます。気配りの出来る素晴らしい女性ですね。しかしながらここでみほを守るような言葉を聴いてしまい、自分とは歩めなかった時間を送っていることに嫉妬して嫌味を言ってしまいます。冷泉殿の正論に黙ってしまう逸見エリカ。可愛らしいですね。続くさおりの絶対負けないという言葉に対して一度笑いはするものの「頑張ってね」と言います。本当に馬鹿にしてるならせいぜいや負けるはずないなどと言う場面で頑張ってねのみ。彼女なりのエールなのです。サンダース戦では「大洗女子が一両撃破…!」と感想をもらし大洗女子側を食い入るように見ていることが分かります。

 

6話、ずっと戦況を話しかけてるのにまほは反応無し。この姉妹は人の話を聴いてないのか(怒)

ここは冷静に試合を見ていました。流石副隊長。きっとみほの変わりになれるよう頑張っているのでしょう。

最後のシーン。冷泉殿を送るためにヘリを貸すという隊長に食い下がります。ここも姉妹の溝を埋めるための小芝居ですね。どこまでも気が回る子です。

 

そして10話。とうとう対戦の日です。

挨拶の場面では照れ隠しに一発嫌味を乗せます。黒森峰で副隊長をしてて欲しかった気持ちがありありと感じ取れます。

試合前、何も言わないまほの代わりに”西住みほ流”を見せてみろとけしかけます。流石ですね。

みほに助けてもらった黒森峰の生徒が駆け寄り言葉をかけます。戦車道をやめないよと言ったみほ。どうして黒森峰で続けてくれなかったのか、そしてその理由もある程度分かっているそんな相反する感情を持ったような表情の逸見エリカが映ります。彼女は西住みほ流が好きなのです。そんな逸見エリカでも手加減はしません。副隊長としてしっかり試合をこなします。

 

と思いきや11話で意外な一面が見えます。みほに執着するあまり隊を乱しかねない行為の連続です。好意の裏返しでしょうか。奇策に振り回されジタバタする逸見エリカは愛おしささえ感じさせます。

河での救出シーンを双眼鏡で観察。まほ隊長は見てないところか察するに逸見エリカが一時停止し様子を見ることを進言したのでしょう。みほの行動に対し「相変わらず甘いわね~その甘さが命取りなのよ」と言います。きっと去年の大会のことを思い出して感慨深くなってしまったのです。

逃げる大洗女子を追いかけますが、橋を壊されイライラしちゃいます。それでもしっかり指示を出せる辺り副隊長です。

最終話、残り少ない車両数の大洗女子にしてやられているので「何やってんの!」と怒号を飛ばします。みほのことを認めているからこそ何がなんでも有利な状況へ持って行こうと必死です。なぜならまほはみほに甘い部分があるのでしっかりと1対1を戦えない可能性もあったからです。流石にそこまでの甘さは持ちあわせていませんでしたが。

負けてしまった隊長を気にかけるシーンがあります。優しいですね。

私の戦車道を見つけたと晴れ晴れしく言うみほ。逸見エリカはもう自分の知る、尊敬する西住みほがいないことを悟り、そして戦車道に戻ってきてくれた西住みほを歓迎しています。

 

イッツミーエリカ。

 

彼女は才能ある西住姉妹に憧れていた優秀な一般兵だったのです。どちらかと言えば近くにいたのは妹のみほの方でしょう。そのみほが一度の失敗により黒森峰から、そして戦車道からも逃げてしまったのは彼女にとって大きな裏切りに見えた。だから大洗女子学園に対してあまりにも冷めた態度をとってしまったのです。しかしながらそこかしこに本来の彼女の優しさはあふれていました。動画の最後にあった小説版のように彼女もまたみほが助けに行った車両に乗っていた可能性は高いでしょう。あれはアニメとはまた違う世界線だと思いたいのでむしろ同じみほの車両に乗っていたと考えたいですね。突然目の前からいなくなったと思ったらそのままその場所は空席になり自分が座ることになった。その喪失感はとんでもないものだったと思います。逸見エリカは副隊長の重責にギリギリで耐えていた強い子なのです。

 

さあみなさんもご一緒に。

 

イッツミーエリカ!

 

因みに僕の好きなキャラはカチューシャです。

 

 

追記

この記事をアップロードしたしばらくした後、素晴らしい動画は削除されていました。本編映像をふんだんに使ってたから仕方ないね。見れなかった人はドンマイ!

学戦都市アスタリスクと落第騎士の英雄譚

みなさん、こんばんは。散髪してすっきりしたはずなのに「髪伸びたねぇ~」って言われましたです。

間違った、はーくです。

僕の背中には深い悲しみが刻まれているんだ…。

 

僕が背負い込んでる絶望は置いといて今日はこの2大最強アニメについて語ろうと思います。

asterisk-war.com

www.ittoshura.com

まず最初にこの2つのアニメが何の因果か同クール内で放送されたということが非常に残念でなりません。

Twitterでもよく言ってました。

 

 どうしてなのかというとこのアニメ、非常に重なる部分が多いからです。

特に導入1話なんか流れはほぼ一緒と言っても問題ないでしょう。世界設定を説明しつつヒロインの着替えを偶然覗いてしまう主人公という構図。

でも仕方ないのです。この2つはまさに王道を往く”主人公最強”ストーリー。

1話はこうでなくては。

そして、この展開の重なりによって起こる悲しいスレ違い。おそらくこの時点でどちらかを切ってしまった視聴者も多いのではないでしょうか。それが何より悲しい。

きっと両方を見続けた人は限られてくる。僕はそれが起きてしまったことが悲しいのです。両方を見続けた人は僕と熱い抱擁を交わしましょう。

非常に近い部分の多いこの2つの作品ですが、王道でありながらもそれぞれの特徴をガツンと魅せてくるいいアニメだった。僕はそう思います。

 

それではここからこの2つの既視感を僕が思う限り上げ、その差異を1つずつ明らかにしていきたいと思います。異論は認める。

  1. 主人公は剣士
  2. ヒロインは炎使い
  3. 主人公が真価を発揮するのはごく短い時間
  4. 学校の名をかけた試合がある

あんまりたくさんあっても面倒なのでこれくらいで

パッと思いつくのはこれくらいだね!!

1について

学戦都市アスタリスク>の場合、天霧辰明流という剣術流派の生まれである、

落第騎士の英雄譚>においては剣術はほぼ独学であるという点でしょう。どちらが圧倒的にすごいか、はっきりと分かる点でもありますね。

2について

学戦都市アスタリスク>ではヒロインが炎を扱えること自体、特別であり元々特殊な人間の中でも更に異質である、

落第騎士の英雄譚>ではそもそもそういった性質の能力であると言ったところですね。どちらが如何に特殊であるか分かりますね。

3について

学戦都市アスタリスク>の場合、主人公はそもそも高い能力を持っているが何者かによってかけられた呪いのようなもので力に制限をかけられてしまっている。その制限を取っ払って戦える時間が5分程度。

落第騎士の英雄譚>においては、主人公は基礎能力が低いためそれをカバーするような爆発的必殺技を持っておりその制限時間が1分である。

その世界での基礎能力の違いによってストーリーもいろいろと変わってきますね。

4について

学戦都市アスタリスク>の世界にある試合は『星武祭(フェスタ)』というものがある。6つある学校同士で武力を競い合い頂点の学校を決める祭りです。主人公の属する学校は最近の成績が芳しくなく生徒会長に活躍を期待されている。しかしながらこの闘いは各校の暗い思惑や大人の見えない争いも絡んでおりただ単純に武力を競うだけのものではなくなっている。

落第騎士の英雄譚>の世界にある試合は『七星剣武祭(しちせいけんぶさい)』。文字通り7校選抜から最強の1人を決める闘いである。主人公はここで優勝すると卒業を認められる。

 

ザッと流しましたがだいたいこんなところです。差異つっても見てないとよく分からないかもしれないっすね。僕としてはこれをきっかけにどっちも見るってなってほしいな!どちらも”最強”のアニメでした。

 

なんとなく感じているかもしれませんが僕は学戦都市アスタリスクの方が好きです!!

 

落第騎士の英雄譚を見てブレイザーという単語が現れ、あまつさえ己の魂を武装として具現化するといった時点でアブソリュート・デュオを思い出した人とはきっと気が合う。

 

終わり